区部会活動報告

区部会とは

区部会は、協議会が各行政区において障がい者等の地域生活に係る支援がより適切に行われるように設置した部会で、区の相談支援センターを中心とし、区保健福祉センターや特別支援学校、療育機関等を委員としています。

主な活動は個別事例の検討、関係機関のネットワーク構築です。

区部会活動報告 平成27年度

【平成27年度 第6回東区部会活動報告】
平成28年3月15日(火)

今回の東区部会は今年度最後でしたので、平成27年度の区部会の活動の振り返りと平成28年度の事業計画について協議しました。活動の振り返りでは、区部会で事例検討を行い整理した地域課題が、その後のネットワークや協議会の中でどのように扱われているかについて確認を行いました。区部会においても、地域のネットワーク構築においても、そこで話し合われた内容や勉強した内容がその後どのような成果を挙げているか共有することが今後の活動を活性化する鍵だと思います。

【東区部会活動報告~東区サービス連絡会議相談支援部会~】
平成28年3月31日(木)

今年度4回目の東区相談支援部会を実施しました。部会では、次年度の取り組みや計画相談支援の課題について話し合い、その後懇親会を行いました。部会には26名、懇親会には24名の東区で計画相談支援に携わる方々の出席がありました。次年度も現場の相談支援専門員が明るく元気に相談業務に取り組めるような部会の運営を心掛けたいと思います。

【平成27年度 第6回中央区部会活動報告】
平成28年3月22日(火)

今回の中央区部会では、触法障がい者の事例検討を行いました。更生保護施設の利用、また退所後の地域生活に関して意見交換を行いました。更生保護施設の方に話を聴く機会を設け連携を取りやすくする、各々の支援の幅を理解しながらネットワークを繋いでいく必要性を確認しました。
また平成28年1月に開催いたしました『第6回ちゅうちゅうネット研修会』の振り返りを行い、参加された皆様から頂いた意見をもとに、更なる全体でのレベルアップに繋がるよう協議しました。

【平成27年度 第6回博多区部会活動報告】
平成28年3月23日(水)

今回の博多区部会では、ネットワーク構築の取り組みとして、就労継続支援A型事業とのネットワーク会議の報告を行いました。また、平成27年度のネットワークに関する取り組みの総括を行いました。
事例検討では、軽度の知的障がい者の事例で、就労と生活面の支援がうまくいかず、触法行為を行ったり、精神的に不安定となり入院が必要となった事例を検討して、軽度知的障がい、発達障がいの早期発見・早期対応、普通高校に在籍する障がい者の支援等について協議を行いました。
平成27年度の最後の区部会であったので、今年度の総括を行い、平成28年度の事業計画について検討を行いました。

【平成27年度 第6回城南区部会活動報告】
平成28年3月15日(火)

今回の城南区部会では、身体障害者手帳1級をお持ちの方の事例について検討を行いました。人工透析を受けていた病院でトラブルを起こし逮捕され、拘留中は刑務官の付き添いのもとで人工透析を継続出来ていましたが、釈放後は受け入れてくれる医療機関がなく、命の危険が考えられる状態でしたが、定期的な透析受診に繋がることが出来ていません。透析中に暴れることはないにもかかわらず、透析中の付き添いを求められるなど、厳しい対応をとられています。医療機関との連携の難しさ、触法障がい者への理解をもっと広めていく必要性などについて意見交換を行い、課題として協議会に上げていく方向で確認を行いました。
また、平成28年度の城南区部会の活動計画についても確認を行い、「城南サポネット」、「城南そうだんねっと」の体制と取り組む内容についても確認を行いました。

【平成27年度 第5回城南区部会活動報告】
平成28年2月16日(火)

今回の城南区部会では最重度の知的障がいと、聴覚障がいがある方の事例について検討を行いました。母と二人暮らしで、その母がアルツハイマー型認知症の診断を受けており、今後、母の認知症状が進んだ際の本人の生活支援、医療的な面を含めた意思決定や、治療の確認などの課題が上がっており、知的障がいの方が適切に医療に繋がる、選択肢が限られる現状について意見交換を行いました。母のことでは地域包括支援センターとの連携についても、今後検討をしていきたいこと、医療同意の課題については福岡市障がい者等地域生活支援協議会に上げて整理をしていくこととしました。
3月に開催される福岡市障がい者等地域生活支援協議会で行う、平成27年度区部会ネットワーク報告の資料について意見交換し、来年度の区部会年間予定等についても確認を行いました。

【平成27年度第5回中央区部会活動報告】
平成28年1月26日(火)

今回の中央区部会では、主に1月29日(金)に行う『第6回ちゅうちゅうネット研修会』について話合いました。「サービス等利用計画、うまく活用できていますか?」を題目に研修会を進めていきます。現在のところ50名ほどの参加申込みがあり、皆様と一緒にこの計画相談支援をより良いものにすることができるよう率直な意見交換ができればと考えています。そのための事前準備として、話題提供となる実践報告の内容確認や区部会委員の役割分担等について確認を行っています。第6回となる研修会が、参加して頂ける皆様の実になるものとなるように、区部会員一同、協力し合っていきたいと考えています。

【平成27年度 第5回東区部会活動報告】
平成27年12月15日(火)

今回の東区部会では、長期入院から地域移行を希望する精神障がい者の事例について検討を行いました。一人暮らしの経験がない本人に、まずはグループホームで生活する体験ができるよう調整を試みているものの不調が続いている状況に対し、生活範囲を広げてグループホームを探す、利用しているデイケアで生活アセスメントを行う、知的能力の測定を行う、金銭管理の練習を行う等、今すぐ取り組むことができそうな支援のアイデアが各委員から出されました。最終的に、長期入院している精神障がい者に地域移行の支援を行う際、実際の生活に近い場所で生活アセスメントを行う社会資源がないという地域課題を確認しました。

【東区部会活動報告~ネットワーク構築について~】
平成27年12月14日(月)

平成27年12月14日に、今年度の東区ネットワーク会議、ネットワーク作り忘年会を行いました。今年の東区ネットワーク会議は、共有している地域課題の1つである「人材育成」をテーマに、グループワーク、若手・中堅職員からやりがいを感じる瞬間についての提言、事業所における人材育成の取り組みのアイデアについての発表等を行いました。その後、場所を移して忘年会を行い交流を深めました。東区ネットワーク会議には約120名、ネットワーク作り忘年会には約130名の方にご参加いただき盛大に行うことができました。皆さん、これからも関係者が相互につながりを作り、やりがいを持って障がい福祉に取り組みましょう!!来年もどうぞよろしくお願いします。

【平成27年度 第4回博多区部会活動報告】
平成27年11月24日(火)

今回の博多区部会では、ネットワーク構築の取組として、就労継続支援A型事業所とのネットワーク構築の、具体的な実施方法について協議を行いました。
事例検討は、軽度の知的障がい者の事例で、対人関係、金銭問題、窃盗等の問題で、グループホームでの支援継続が困難となった事例について検討を行いました。

【平成27年度 第4回中央区部会活動報告】
平成27年11月24日(火)

今回の中央区部会では、主に事例検討と1月に開催する『第6回ちゅうちゅうネット』についての打ち合わせを行いました。
事例検討では未就学重症心身障がい児の障がい福祉サービスの利用に当たっての課題について検討しました。短期入所の利用の際、1歳前では療育手帳が取得できないため、重心単価に切り替わらないこと、福岡市近郊に預け先がないこと、医療的ケアができるヘルパー事業所が少ないことなど社会資源の不足があることを地域課題としてまとめました。医療の進歩に伴い、今後増えていく可能性があり、医療と福祉の連携がより重要になってくることを確認しました。また、市全体の課題として検討するために、子ども部会(仮称)の設置の必要性について話し合いました。
『第6回ちゅうちゅうネット研修会』については、テーマを「計画相談支援を上手に活用できているか?」と題し、計画相談支援を活用していく中で良かった点や課題点などを話し合うこととなりました。参加頂く方々と計画相談支援の現状や課題点、上手に活用するための工夫できる点について共通認識を深めていけたらと考えています。

【平成27年度 第4回南区部会活動報告】
平成27年11月30日(月)

今月回の南区部会では、障がい福祉サービス事業所への通所の継続が難しい方の今後の支援について検討を行いました。家庭内の問題もあり、今後家族と別居する事が望ましいが、本人が自分の障がいを理解出来ておらず、グループホームや日中活動につなげるためにはどのような支援を行っていく事が良いのかを検討しました。本人にグループホームで生活するメリットや、仕事をすると工賃で好きな物を買える等のメリットを伝え、本人のニーズと現実を少しずつ埋めていく事が望ましいのではないかとのまとめになりました。

【南区ネットワーク会議について】

平成28年1月18日に開催する第3回南区ネットワーク会議について、今回は講師の方をお呼びし、精神障がい者の支援について事例検討を交えながらの講義を行って頂くことになりました。

【平成27年度 第6回城南サポネット】
平成27年11月27日(水)

城南保健所にて第6回城南サポネットを開催しました。今回は「困ったなぁ…を、話してみよう。共有しよう。解決しよう。」をテーマとし、前半は事例をもとにシンポジウム形式で城南区内の事業所の方から障がい福祉サービスの現状と課題を話してもらいました。後半は事業種別ごとに分かれてグループワークを行い、事業所内で困っていることや悩んでいること、その解決方法について話し合いました。各グループごとに共通した課題が挙がり、最後の発表・まとめで事業種別の課題を全体で共有しました。課題を一つの事業所で抱え込むのではなく、区内のネットワークを活用して解決の糸口を探したり、地域課題としてとらえていくことが必要だと感じました。
 今回挙げられた課題を城南サポネットとしてどのように取り扱っていくか、実行委員会や城南区部会で協議していきます。

【平成27年度 第4回東区部会活動報告】
平成27年10月20日(火)

今回の東区部会では、医療ニーズの高い幼児期の重症心身障がい児の事例について検討を行いました。医療ニーズの高い幼児に対応できる短期入所先がない、遊びの機会の確保が難しい、保護者が子どもの将来の生活イメージを持ちにくいため、同じような状況にある保護者同士の交流の場が必要であること等について議論を行いました。自分のことを訴えることが難しい子どもの立場を保護者や支援者が代弁することが大切で、子どもの支援に関する課題について関係機関が横断的に話し合える場作りが当面の課題であることを整理しました。

【平成27年度 第3回城南区部会活動報告】
平成27年10月20日(火)

今回の城南区部会では、20代で重度知的障がいと広汎性発達障がいがあり、本人の確認行為や外出要求が頻回な為、母が疲弊しており分離が必要な事例について検討を行いました。妹兄弟児の学校行事の際に長時間の支援を希望しているが、家族の希望する日時に日中一時支援や行動援護が受けられる事業所がなく、家族のレスパイトが難しいことが課題だと考えられました。レスパイト支援については行動障がいのある方や医療的ケアが必要な方についても同様の課題がある為、今後事例を整理し課題を挙げていくことを確認しました。
区内のネットワーク構築の状況については、11月開催の第6回城南サポネットの最終確認と9月に開催した第2回城南そうだんねっとの報告を行いました。

【平成27年度 第4回西区部会活動報告】
平成27年10月28日(金)

今回の西区部会では、重度心身障がい児の事例検討を行いました。本人は障がい福祉サービスを利用しながら兄家族と一緒に暮らしているが、医療依存度が高いため緊急時の預かり先(レスパイト先)がなく、両親が不安を抱えている事例でした。
事例を通して,医療依存度が高い障がい児の短期入所先に関して保護者間で交流できる機会を設けてはどうか等、取り組めそうな事について検討し,ホームページを使って家族の交流サイト作りはできないか等の意見が挙がりました。また,計画相談支援を通じて介入しやすくなった事、医療依存度の高い障がい児の受け入れができる短期入所先が少ないこと、医療機関への入院はレスパイト目的では利用できないこと等が確認されました。
今回の事例は,医療依存度が高い障がい児の短期入所先はごく限られている課題があることから、福岡市障がい者等地域生活支援協議会に挙げていく事例である事を確認しました。
また、9月16日に開催した第3回西サポネットの振り返りを行いました。第3回西サポネットの参加者は42名で、地域福祉ソーシャルワーカーの活動についての説明を行った後、グループに分かれ高齢者と障がい者福祉の連携の事例を検討しました。各グループリーダーから事例検討で良かった点や工夫すべき点について意見を挙げてもらい、次の事例検討の機会に生かしていく事を確認しました。

【東区部会活動報告~ネットワーク構築について~】
平成27年9月29日(火)

今月は、今年度3回目となる東区サービス連絡会議相談支援部会を開催しました。この会は、東区内で相談支援事業を運営している事業所の相談支援専門員の集まりで、今回は10事業所12名が参加し、グループワークを通して相談支援専門員が抱える悩み、必要だと感じる社会資源等について話し合い、地域の課題として整理しました。普段、少数で業務を行っている相談支援専門員にとってお互いに悩みを話し合える良い機会となり、熱い議論が繰り広げられ、予定の2時間があっという間に過ぎました。本日まとめられた貴重な意見を是非今後の地域作りに活かしていきたいと思います。

【平成27年度 第3回博多区部会活動報告】
平成27年9月30日(水)

今回の博多区部会では、ネットワークの取組として、今後計画しているネットワーク会議(就労継続支援A型事業所のネットワーク)について、区部会委員の皆様から意見を頂きました。
また、事例検討では、住所が定着せず住居を転々としている精神障がい者の受け皿や対応方法について協議しました。

【平成27年度 第3回中央区部会活動報告】
平成27年9月29日(火)

今回の中央区部会では、主に事例検討と来年に開催する『第6回ちゅうちゅうネット』についての打ち合わせを行いました。
事例検討では、区役所やサービスを受けている居宅介護事業所へ日常的に電話での暴言や脅しを行い、支援中もヘルパーへの身体的接触等を行う方への対応方法について意見交換を行いました。本人の自立度を考えると居宅介護の支給量が過剰である点も課題ではありますが、本人としてはヘルパーに来てもらいたいという思いがあります。そこで居宅介護の利用を続けるための約束事を決め、支援にあたっての基本的なルールを本人に伝えていってはどうかとの助言がありました。また本人は話し相手がほしいとの思いもあるため、傾聴ボランティアなど、他のサービスについても提案してみようと意見がまとまりました。
『第6回ちゅうちゅうネット研修会』については、開催日時を決め、研修内容については、今後企画を立てていくこととしました。前回の研修の振り返りを行い、参加頂いた方々のご意見を参考に、次回もより良い研修会となるようにしていこうと協議しました。

【平成27年度 第3回南区部会活動報告】
平成27年9月28日(月)

今回の南区部会では、精神疾患を患っておられ、身体的にも機能障がいがある方の事例検討を行いました。支援の導入の仕方についてどのようなアプローチがよいのか意見を出し合いました。社会資源を利用して、いかに本人の生活を豊かにしていくか、困っている所に手助けが出来るか、また、福祉や医療の受け入れが難しい方へのアプローチの仕方などを協議しました。
第2回南区ネットワーク会議について、今回は健康課と共催で行う事を提案し、ネットワーク委員と共に協議し、内容を検討していく予定です。

【平成27年度 第3回 東区部会活動報告】
平成27年8月18日(火)

今回の東区部会では、高校時代から引きこもり状態になっているアスペルガー障がいの事例について検討しました。本人と社会との接点を作っていく為には、本人の興味を持っていることを糸口にすることが必要ではないか、将来の本人の自立のことを考えると、今のうちから家事等を本人の家庭内での役割にすることが必要ではないか等の意見が交わされました。また、本事例からも幼少期からライフステージ一貫した切れ目のない支援の必要性、早期から障がい特性を本人、家族が受容できるよう支援することの必要性を確認しました。引きこもり状態になっている障がい者に対しては、本人と信頼関係を構築する為にも家庭への訪問型サービスを充実させることが必要であること、本事例については今後も支援の進捗状況を区部会で報告することを確認し事例検討を終了しました。

【平成27年度 第2回 城南区部会活動報告】
平成27年8月18日(火)

今回の城南区部会では、「第5回城南サポネット」の振り返りと次回開催に向けての確認を区部会委員と実行委員の代表と一緒に行いました。また、9月実施予定の「城南そうだんねっと」の趣旨や目的の確認も行いました。
事例については、平成26年12月に区部会で挙げた事例を課題整理し、事務局合同会議に上げることを確認しました。また、新規事例として、療育手帳A2、体幹機能障がいがある方で、介護者以外の車での移動に強い緊張や嘔吐、乗車拒否といった行動が出るため、介護者の体調不良時に本人の移送が困難である事例を検討しました。短期入所事業所等が常に移送要員を確保することは職員の体制上難しく、緊急時に受け入れ先へ移送する手段が乏しいという課題を確認しました。
[城南サポネット通信 vol.5]

【第1回東区サービス連絡会議】
平成27年7月16日(木)

東市民センターにて今年度第1回の東区サービス連絡会議を実施しました。
今年度から相談支援専門員のネットワークを構築するための相談支援部会、障がい福祉サービス事業所の関係者と東区の課題を共有し解決のための取り組みについて考えるための東区サービス連絡会議、東区心のケア連絡会、その他障がい福祉関係者とのネットワーク構築のための東区ネットワーク会議と、東区部会では目的別に重層的なネットワーク構築に取り組む予定です。
東区サービス連絡会議には48事業所、76名が参加し、「サービス事業所のネットワークと高度化で地域生活支援を実現!」「福岡市障がい者等生活支援協議会と東区サービス連絡会議の役割」について情報共有を行った後、幹事会の呼びかけ、東区社会資源ガイドブック登録シートの提案を行って閉会しました。

【平成27年度第2回博多区部会活動報告】
平成27年7月29日(水)

今回の博多区部会では、ネットワークの取組として、博多区指定特定相談支援事業所ネットワーク会議開催の報告、健康課と共催で行った博多区精神保健福祉ネットワーク会議(テーマ:金銭管理支援)についての報告を行いました。
事例検討は、触法障がい者の釈放後の支援を弁護士と連携して円滑に解決したケースを取り上げ、司法と福祉のネットワーク構築の重要性について協議を行いました。

【平成27年度第2回中央区部会活動報告】
平成27年7月22日(水)

今回の区部会では、主に事例検討と7月24日(金)に行われる『第5回ちゅうちゅうネット』についての打ち合わせを行いました。
事例検討では、本人の望む支援の方向が明確に把握できず、特有なコミュニケーションの取り方をするケースについての事例検討を行いました。現在本人は就労しており、仕事を続けていくためには社会人としての責任ある行動をとる必要があることを伝え、働き続けるための動機づけを図ることや、適切なコミュニケーションや他者との距離間についてはツール(写真や絵)などを用いて伝えていってはどうかとの助言がありました。他の相談支援センターとも連携を取りながら、本人への理解や支援を深めていく方向性が示されました。
『第5回ちゅうちゅうネット研修会』については、今回も多くのサービス事業所にご参加頂く予定であることから、事例を検討していきながら参加事業所の方々が横の繋がりを深めることができる研修会にしていこうと協議しました。

【第2回南区ネットワーク会議について】
平成27年7月13日(月)

南区の障がい福祉サービス事業所を集めて第2回南区ネットワーク会議を行い、67人の参加がありました。今回は同業種でグループ分けを行い、事業所の自己紹介と事業所が強みとしているもの、支援で悩んでいる事を共有し、当事者に強みをどういかせているのかを検討しました。最後にリフレーミングの講習を行い終了となりました。現場の悩みを共有すると共に、当事者の為にという思いを再確認するネットワーク会議になりました。次回開催日は12月~1月頃の予定です。

【平成27年度第2回早良区部会活動報告】
平成27年7月28日(火)

今回の早良区部会では、精神疾患のある女性の方の育児支援についての事例を検討しました。頼れる身内がいないため、子どもと安心して生活したいというニーズに沿って、ご本人の支援の受け入れ状況を見ながら、訪問看護や居宅介護などの支援の量を調整することが必要という意見が出ました。また在宅で育児が可能かどうかを見極めることも大切だが、母親であるご本人がいつでも助けを求めることができるよう支援者と信頼関係を構築していくことが望ましいという見解に至りました。
ネットワークの構築については、「平成27年度第1回さわ介ネット」(早良区居宅介護ネットワーク)を6月16日に開催をし、内容はモニタリングについてグループワークを行いました。「平成27年度第2回さわ介ネット」は9月15日に開催予定です。「さわ介ネット」では、介護保険と障がい福祉サービスの両方に携わる事業所が多く、情報交換の場にもなっています。課題として参加人数が少ない為、参加人数を増やすための取り組みが今後必要です。第3回、第4回開催時には凸凹ネット(早良区内就労系ネットワーク)とさわら南よかとこネット(高齢者・介護関係)合同で介護保険と障がい福祉サービスの関わりという視点で事例検討を実施する予定です。

【平成27年度 第2回東区部会活動報告】
平成27年6月16日(火)

今回の東区部会では、地域住民とトラブルが生じる精神障がいを抱えた夫婦の事例を取り上げ、特に見た目に分り難い障がいを持つ人のパーソナルネットワーク構築について検討しました。今回は、高齢者分野で既に地域作りの実績がある社会福祉協議会の地域福祉ソーシャルワーカーの方にオブザーバーとして参加して頂き、福岡市地域福祉ソーシャル・ワーカーモデル事業についての説明も受けながら協議を行いました。地域作りを行う地域支援は、個別事例中心の支援とはアプローチが異なり、支援者自身がその地域に溶け込み、キーパーソンになってくれる人達との人間関係を構築することが重要であることを学びました。結果的に、先駆的実践に学びながら障がい者のパーソナルネットワーク構築の手法を研究することが課題であることを確認しました。

【第5回城南サポネット】
平成27年6月17日(水)

城南保健所の第3、4会議室で第5回城南サポネットを開催しました。総勢で27事業所から64名にご参加いただきました。「活用しよう!サービス等利用計画☆」をテーマに福岡市城南区知的障がい者相談支援センターから事例を通してサービス等利用計画の流れやポイントについて説明を受け、その後は、グループに分かれて「サービス等利用計画の良い点」「サービス等利用計画を活かすために事業者が出来ること」について意見交換を行いました。今回は実際に計画相談支援に関わっているかどうか、そして相談支援の経験年数等によってグループ分けが行われており、発言がしやすく、共有が出来る場になっていました。計画相談支援が入ることでより深く本人、家族のニーズの把握が出来、色々なサービスに繋がりやすくなった、関係事業所間で情報の共有がスムーズになり、より充実した支援ができるのではないか、その利点を生かしていくために、普段から連絡を取り合い、共有した情報や目標をふまえた個別計画等を立てていく事が事業者として出来るのではないか等、様々な意見が出されていました。

【平成27年度 東区部会活動報告・ネットワーク構築について】
平成27年5月29日(金)

(第1回東区サービス連絡会議相談支援部会)
昨年度、行政、相談支援事業所の情報交換の場として実施してきたものを東区サービス連絡会議のテーマ等を決める相談支援部会として位置付け実施しました。第1回目は、東区内の11の相談支援事業所から14名の相談支援専門員と行政が参加し、各相談支援事業所の近況報告、サービス等利用計画と個別支援計画の連動についての意見交換、今後の東区サービス連絡会議の在り方と相談支援部会の役割の説明、東区社会資源ガイドブックのアンケート内容についての協議等を行いました。


(第一回東区心のケア連絡会)

今年度第1回の連絡会ということで、世話人会に続き代表者会を行った後、講演会を実施しました。主に東区内の精神保健福祉関係者37名が参加し、事務局である東区精神障がい者相談支援センターより事例発表を行った後、東区社会福祉協議会の方に「障がい者が地域で暮らすとは~地域での取り組みの実例を通して~」と題し、ご講演いただきました。

【平成27年度 第1回中央区部会活動報告】
平成27年5月26日(火)

今回の中央区部会では、新年度となり委員の顔ぶれも変わったこともあり、始めに自己紹介を行いました。事例検討では精神障がい者相談支援センターより、アルコール問題を抱えた事例について、今後の支援の方向性と対応についての意見交換を行いました。飲酒の問題はあるもののその他の問題行動はなく、支援への拒否もないため支援の関係機関も多く、関係機関が情報共有を図り、本人の状況を適切に判断していくことが大切であること、また将来を見据えての支援の方向性が話し合われました。その後、今年度から始まる『計画相談ネットワーク会議』について、委託相談支援事業所と指定特定相談支援事業所との連携や情報の共有化を目的とする旨を確認しました。また7月に行われる『第1回ちゅうちゅうネット研修会』について、魅力あるネットワーク研修会を開催し、多くのサービス事業所に参加して頂きたいと願い協議しました。

【平成27年度 第2回南区部会活動報告】
平成27年5月18日(月)

今回の南区部会では、家族関係が希薄な身障手帳1級、精神保健福祉手帳2級の方で、なかなか支援を受け入れられない方の事例について検討しました。支援者が共有意識をもって本人に働きかけていくこと、支援者同士で密に連絡を取り合い、定期的に会議を行うことを確認しました。

【南区ネットワーク会議について】

本年度は2回のネットワーク会議の開催を予定しており、第1回目は、「顔の見える、気軽に話せる、つながり続ける」をテーマに、当事者目線で当事者のためのネットワーク作りを行う予定です。1部では、業種別でのグループディスカッションを、2部では南区の地域作りを担う人材相互の顔と顔が見える関係作りの場として、懇親会を行う予定です。

【平成27年度 第1回 東区部会活動報告】
平成27年4月21日(火)

今回の東区部会では、年度始めにあたり、平成27年度東区部会の事業計画について協議しました。昨年度は計画相談に専念するため、サービス等利用計画の検討を中心に行ってきましたが、今年度は協議会で検討する地域課題を意識した事例検討を行うことや、区部会におけるネットワーク構築と特定相談支援事業者のネットワーク構築を相互に機能的に連動させる取り組みを行うこと等について確認を行いました。今年度も、事例検討から見出された地域課題、ネットワーク構築の取り組みを積極的に発信していきたいと思います。

【平成27年度 第1回 城南区部会活動報告】
平成27年4月21日(火)

今回の城南区部会では、今年度初回ということもあり、区部会委員の確認を行いました。区部会は基本的に2ヶ月に1回開催し、事例検討と区内のネットワーク構築について協議していきます。昨年度に引き続き「城南サポネット」を年2回計画し、実行委員会形式で活動を強化していくことを決めました。また、区内の相談支援のネットワークとして「城南そうだんねっと」を立ち上げ、計画相談支援について現状と課題の共有が図れるようにしていくことを確認しました。
城南サポネットは、第5回を6月17日開催予定で、その企画内容や役割分担について協議しました。
事例検討は、重度知的障がいと自閉症の診断がある方が、問題行動等より家族と一緒に住めなくなり、市外の施設に入所となった事例でした。市内で通所を再開し、地域で生活したいと強く希望しているが、市内で本人が生活できるような居住の場が少ないという課題を確認しました。事務局合同会議に挙げ、検討できるように資料を再整理していきます。

【平成27年度 第1回 西区部会活動報告】
平成27年4月22日(水)

今回の西区部会では、日本語が通じない外国籍の方の事例について検討しました。通訳者やその他の翻訳ツールを介しても、本人の持つ障がいや方言などから、コミュニケーションが取りにくい状況があります。
その中で、正確に情報を伝え、真のニーズを引き出すためには、在留外国人に対する対応方法の整理をしていくべきではないかとの意見がでました。また、外国人の方への支援上の留意点として、通訳者に対して「どこまでの個人情報を伝えて、どこまでの内容を通訳してもらうのか」などについて意見交換をしました。
また、ネットワークの構築については、今年度の開催日時、内容について協議しました。開催日時は9月16日(水)18:30~(予定)とし、内容については、対象者本人や、その家族の高齢化等から、高齢分野との連携が必要な事例を取り上げることを確認しました。

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