区部会活動報告

区部会とは

区部会は、協議会が各行政区において障がい者等の地域生活に係る支援がより適切に行われるように設置した部会で、区の相談支援センターを中心とし、区保健福祉センターや特別支援学校、療育機関等を委員としています。

主な活動は個別事例の検討、関係機関のネットワーク構築です。

区部会活動報告 平成26年度

【平成26年度 第8回東区部会活動報告】
平成27年3月17日(火)

今回の東区部会では、地域住民との関係がうまくいかない精神障がい者の事例について意見交換を行いました。あらぬ疑いをかけられたことをきっかけに特定の住民との関係が悪化したり、本人が他者と交流することが苦手であるにもかかわらず、障がい特性を理解してもらえず、結果的に地域住民との関係が悪化したりしていました。本事例については、可能な範囲で本人の障がい特性について理解してもらえるよう啓発を行っていく必要性を確認しましたが、本事例にかかわらず、障がい者全般の課題として地域づくりをどのように行っていくかについては、次年度以降も区部会で議論していくことが必要であると感じています。
また今回は、平成27年度の東区部会の事業計画についても検討を行い、ネットワーク構築については、東区内の指定特定相談支援事業所が増えたこともあり、相談支援事業所を中心としたネットワークの構築、更に情報共有、サービス調整を円滑に行う為の福祉サービス事業所とのネットワーク構築、精神保健福祉関係者とのネットワーク構築に取り組むことを確認しました。

【平成26年度 第8回博多区部会活動報告】
平成27年3月25日(水)

今回の博多区部会では、相談支援の実績報告、計画相談支援の進捗状況報告の後、次年度の事業計画の説明を行い、平成27年度の区部会の活動計画について協議しました。
事例検討では、知的障がいをもつ母親と知的障がい児の世帯で、金銭管理、養育、子どもの進路等、多くの課題を抱えた事例に対して、関係機関がどのように連携して支援していくかについて協議をしました。

【平成26年度 第8回中央区部会活動報告】
平成27年3月24日(火)

今回の中央区部会では、身体障がいと精神障がいを重複した母親と、発達障がいの疑いのある不登校の子どもの世帯の事例について検討しました。母と子のそれぞれの課題は互いに連動しており、解決のためには家庭全体へ関与していく必要がありますが、課題も関係機関も多岐にわたるため、誰が支援の中心を担うのか、どのような役割分担をしていくのかが話し合いづらい状況が確認されました。多問題を抱える家族への対応は相談支援事業所に共通した課題のため地域課題としてさらに検討をすすめていくこととします。
【ネットワークの構築について】
 サービス等利用計画の本格実施に向け、第4回ちゅうちゅうネット研修会を企画しました。アンケート集計でもサービス事業所から「良かった」とのお声を頂きましたが、計画相談支援について、不明な点もあるなどのご意見も頂いたので、これからもサービス事業所との連携を図っていきます。27年度もちゅうちゅうネット研修を夏と冬に企画する予定になっています。また、27年度は中央区の指定特定相談支援事業所との意見交換を定期的に行っていき、交流を深めていきたいと思います。

【平成26年度 第7回東区部会活動報告】
平成27年1月20日(火)

今回の東区部会では、障がい児支援利用計画を作成している学齢期知的障がい児の事例について検討を行いました。教育との連携が協議の中心となり、本人及び家族への支援については、障がい児支援利用計画と学校で作成される教育支援計画が相互に補完的関係となることが望ましいのではないか、福祉と教育の細かな役割分担についてはケースバイケースで担当者会議の中で確認されることが望ましいのではないか等の意見が出ました。福岡市内の特別支援学校では障がい児相談支援事業所に情報提供する場合に必要な様式や手続きについて検討していることも分かりました。また、モニタリング期間の話題から、学齢期の障がい児で基本相談に非常に時間がかかる場合の相談の担い手がはっきりしないことが課題であることをあらためて確認しました。家庭状況の変化に関わらず、本人、家族の望む家庭生活が継続できるよう、関係機関が連携しながら地域社会を作っていくことが協議会の使命でもあります。

【平成26年度 第7回博多区部会活動報告】
平成27年1月28日(水)

今回の博多区部会では、計画相談支援のサービス等利用計画の進捗状況の報告、現状と課題について協議を行いました。ネットワークに関する取り組みについては、協議会に報告するために、平成26年度の取り組みの振り返りを行いました。
事例検討は、実際にサービス等利用計画を作成しているケースについて、障がい福祉サービスでは行うことができない生活支援や移動の支援の問題について協議を行いました。

【平成26年度 第7回中央区部会活動報告】
平成27年1月27日(火)

今回の中央区部会では、「ゲーム会社で働きたい」という夢をお持ちの発達障がいの方の事例を検討しました。ご本人の夢を大事にしながら、どのようなプロセスで就職への情報提供や機会提供、どのようなサポートをすればよいのか、専門のスタッフの方からもアドバイスをいただき、改めて課題の整理を行うことができました。

【ネットワークの構築について】

第3回ちゅうちゅうネット研修会(平成26年12月12日開催)が終わり、次回の研修会に生かすための区部会メンバーによる振り返りを行いました。
また、サービス等利用計画の本格実施に向けてサービス事業所への周知を図る研修会を平成27年1月27日に行いました。研修会ではサービス等利用計画の流れをロールプレイし、事業所が抱える課題と取り組みについて意見交換を行いました。色々な意見が出てきた研修会となり、中央区の事業所と更なる関係構築をしていきたいと思います。

【平成26年度 第2回東区ネットワーク会議報告】
平成26年12月11日(木)

地域のネットワーク構築のため、東区ネットワーク会議、東区ネットワーク作り忘年会を行いました。会議、忘年会とも障がい福祉、介護福祉、医療、教育、地域福祉、行政等、障がい福祉に携わる関係者100名強が集まりました。東区ネットワーク会議では、「明日の東区を考える」というテーマで、就労、重度・高齢障がい者の地域生活支援、相談支援体制等についてリレートークを行い、その後グループワークの中でこれからの東区に必要なものについて意見を交わしました。熱の入った意見交換でグループワークの時間があっという間に過ぎました。忘年会では、障がい福祉サービス事業所によるよさこい、事業所紹介等を行い、昨年まで相談支援事業所の紹介の時には舞台上に僅かしかいなかった参加者が、今年は随分と増え、嬉しく思いました。ただ、障がい福祉サービスの利用者全員にサービス等利用計画を届けるためには、まだまだ相談支援事業所を増やす必要がありますので、今後も行政と協力しながら啓発活動を行っていかなければなりません。是非ここで作られたネットワークを今後の支援業務に活かしたいと思います。

東区ネットワーク会議
東区ネットワーク作り忘年会

【平成26年度 第8回南区部会活動報告】
平成26年12月22日(月)

今月の南区部会では、特別支援学校高等部在籍、不登校傾向で、暴力行為もあり、対応が困難な自閉症の方の事例について検討を行いました。発達障がいの特性を理解し、関わりとして柔軟に対応できるよう、本人が一人でも参加できる作業や活動を見出していく必要性を感じました。

【南区ネットワーク会議について】

南区では、平成26年10月に、ネットワーク会議第一回を開催いたしました。
来所数52事業所、参加人数72名という大盛況で、顔の見えるネットワーク作りとして、今後も南区の地域づくりを担う人材相互の顔と顔が見える関係づくりを目指していきます。

【平成26年度 第1回南区ネットワーク会議報告】
平成26年10月6日(月)

今月は南区部会に代わりまして第1回南区ネットワーク会議を開催致しました。南区の52事業所、86名に参加いただき、計画相談支援の流れを寸劇で行い、グループワークにて計画相談支援についての意見交換を行いました。期待する事や分からない事、特定相談支援事業所をこれから立ち上げていきたい等様々な意見がでました。名刺交換や事業所の支援の方針なども聞くことが出来、これからも南区での支援強化を行っていこうという連携体制が出来ました。第2回、第3回とより多くの事業所に参加していただけるようにしていきたいと思います。

【平成26年度 第5回城南区部会活動報告】
平成26年10月14日(火)

今月の城南区部会では、知的障がい、自閉的傾向のある療育手帳B1の20代男性の事例について検討しました。季節や天候に合わせての環境調整が難しく、体調を崩すことが多くあるが、他者に体調不良を訴える事が出来ないため、日常的な健康観察と、適切に医療に繋げられる様にすることが課題であり、体調管理ノートの作成を行うとともに、主治医に相談を行い、本人が一人でも受診をすることが出来る体制作りは出来ないか、グループホームの利用により、世話人による定期的な確認が行えないか等の意見交換を行いました。その中で、知的障がい者のグループホームの少なさや、自己判断の難しい単身者の医療同意の課題についても話しがでました。その他、計画相談支援について、区分切れの場合には区分調査や、医師の意見書が必要になり時間がかかる事が考えられるので早目の勧奨が必要であることや、現状報告、各相談支援センターの実績報告を行いました。

【平成26年度 第5回早良区部会活動報告】
平成26年10月25日(土)

今月の早良区部会では、住民票以外の親戚宅で福祉サービスの決定がおり、元のアパートでは生活実態がみえない状態が続いている方の支援について検討を行いました。今の生活条件の中で本人が生活に困りごとがないようにサービスの調整をして計画を作成し支援していく必要があるということと、各関係機関と状況を共有し、生活と居住地が安定していくように支援を整えていく必要があるという結論になりました。
また、早良区のネットワーク構築については、8月20日に行われた第一回居宅介護事業所ネットワーク会の報告と、11月に行われる第二回早良区居宅介護事業所ネットワーク会についての検討を行いました。

【平成26年度 第6回西区部会活動報告】
平成26年10月29日(月)

今月の西区部会では、「障がい福祉サービスの支給決定を受けても、すぐにサービスを利用する予定がない方」のサービス等利用計画の作成について検討しました。サービスの利用が未定の要因として、家族の入院等の介護者の事情、本人の状態悪化等の本人の事情が考えられることを確認しました。また、対象者からサービス等利用計画作成の連絡があった際に、居宅介護の申請を行うかどうかをまず確認しているとの意見が出ました。計画相談支援が導入されたことで、本人を支える関係機関が増えるきっかけになっていること、本人自身がアクションを起こすきっかけになっていること、地域に埋もれている対象者の掘り起しにも繋がっているという話も出ました。
ネットワークについて、『第2回 西区障がい者等サポートネットワーク(西サポネット)』の広報誌の内容確認と、関係機関への発送を確認しました。

【平成26年度 第5回 東区部会活動報告】
平成26年9月16日(火)

今月の東区部会では、未就学の重症心身障がい児の事例を取り上げ、考えられる支援、サービスについて検討するとともに退院前からの医療機関との連携などを確認しました。また、サービス等利用計画作成を円滑に進めるため、区部会においても計画相談支援対象の事例について検討を行ったり、各相談支援事業所の進捗状況の報告を行うようにしました。平成26年9月末に居宅介護、重度訪問介護の更新を迎える方のサービス等利用計画作成が本格化することに伴い、事務局の負担軽減のため東区部会では区部会の開催頻度を2ヶ月に1回にしました。
【ネットワーク構築について】
東区サービス連絡会議でも、指定特定相談支援事業所から計画相談支援対象事例を提供していただき事例検討することで、皆でサービス等利用計画作成に関する知識を深めています。更に、サービス等利用計画について東区役所担当者と指定特定相談支援事業所とが意見交換する場も設けました。

【平成26年度 第5回 博多区部会活動報告】
平成26年9月24日(水)

今月の博多区部会では、アルコール問題のある方の生活支援と金銭管理の支援に関する事例について検討を行いました。また、サービス等利用計画の進捗状況と現状の課題についての確認を行いました。
ネットワークに関する取り組みとして、計画相談支援をテーマとしたネットワーク会議を開催する予定となっているので、その内容についても協議を行いました。

【平成26年度 第5回 中央区部会活動報告】
平成26年9月30日(火)

今月の中央区部会では、精神障がいがあり計画相談支援の支給決定を受けている対象者との信頼関係づくりについて事例検討しました。訪問看護師に対しては信頼しているが、ヘルパーと相談支援センターに対しては拒否があるため、ヘルパーの頻度を減らし、主に訪問看護に関わりをもってもらうことや、友人関係のような話をしながら本人のペースで信頼関係づくりを行うなどの意見が出ました。
【ネットワークの構築について】
 第3回ちゅうちゅうネット研修会を12月12日に行うにあたり、研修会の内容やチラシ案内の確認を行いました。研修会の内容は、サービス事業所より事例提供をして頂き事例検討を行う予定です。また、サービス等利用計画の進捗状況を確認し、計画作成について意見交換を行いました。今後は話し合いを行い課題等を整理し、よりスムーズに計画を作成していくための情報交換を区役所と行い、利用者にとってより良い計画作成をしていきたいと思います。

【平成26年度 第6回 南区部会活動報告】
平成26年9月22日(月)

今月の南区部会では、電話相談を1日に何度もかけてくる方の事例検討を行いました。本人の真のニーズは特になく、様々な機関に連絡をするので、関係機関の連携が難しく、電話の対応も人それぞれで統一が難しいという内容でした。ニーズなく何度も連絡してこられる方には時間を区切り、支援のラインを決める、本当に支援を望んでいるのなら、来所してもらうか訪問を行うようにする等の意見が出ました。
南区ネットワーク会議では、寸劇を実際に読み合わせして最終チェックを行いました。参加人数が80人を超えるのでネットワークの強化に向けて有意義なものにできるようにしたいです。

【西区障がい者等サポートネットワーク(通称:西サポネット)広報誌第2号】
第2回西サポネット広報誌

【平成26年度 第5回 南区部会活動報告】
平成26年8月25日(月)

今月の南区部会では、南区精神障がい相談支援センターからの事例報告があり、サービス等利用計画に沿っての事例報検討を行いました。今まで単身生活を行ったことが無い方にどれくらいのサービスを入れたらよいのか判断が難しく、検討しました。計画相談支援が本格的に始まり、支援時間の入れ方はこれからも課題であるため、今後も事例を通して検討していく事となりました。
ネットワーク会議では、タイムスケジュール、配布チラシの確認、役割分担を行いました。次回の区部会までに事務局で最終案まで持っていき、寸劇の確認を行いたいと思っています。

【平成26年度 第4回 城南区部会活動報告】
平成26年8月12日(火)

今月の城南区部会では、中度知的障がいで自閉症、療育手帳B1の20代男性の事例について検討しました。急な飛び出し等の行動や、物騒な言葉での独語があり、外出時の配慮が必要な方で、定期的な外出の機会を作る為、行動援護、移動支援のサービスの検討も行ったが該当しなかった事例です。有料ボランティアの利用等も1つの手段ではないか、サービスの必要性を強調していくことで、再度該当しないのか、何らかの形でサービスに繋げていけないのか等の意見が出ました。その他、すでに行政窓口からの案内や勧奨が始まっている計画相談支援について、契約に繋がっている人の現状や、相談や行政窓口に繋がらない人、制度についての理解が難しい、不安に感じている人等が多くて対応に苦慮している等の課題について意見交換を行いました。

【平成26年度 第5回 早良区部会活動報告】
平成26年8月26日(火)

今月の早良区部会では、軽度知的障がいのある人の金銭管理について検討を行いました。既存の制度の中ではなかなか難しく、自分で管理せざるを得ない状況ですが、やはり使い過ぎてしまい生活が成り立たなくなる状況で、どのような支援があれば、お金に困らずに生活することができるか、意見を出し合いました。成年後見制度の利用など幾つかの意見が出ましたが、ご本人が管理されることを拒んでいる状況ではあまり効果がないのでは、という意見も出ました。そのまま自身で管理すると使ってしまい困ってしまい、かなり難しい問題であるため、今後、何か良い方法がないか引き続き検討していくこととなりました。

【平成26年度 第5回 西区部会活動報告】
平成26年7月30日(水)

今月の西区部会では、西区知的障がい者相談支援センターが作成をしたサービス等利用計画の事例について検討しました。家族の不測の事態に備えて現在利用していない福祉サービスの支給決定を受けたいとのケースに計画相談支援としてどのように対応していくかという事例でした。福祉サービスの支給決定をする際にサービス等利用計画案が支給決定の根拠になる事、家族の不測の事態に備えるなら不測の事態を想定しての福祉サービスの支給量を見極める事、当面使わない福祉サービスは支給を受けないなど福祉サービスの内容の見直しをするなど意見がでました。
これから福祉サービスの利用更新手続きをしていく中で、不測の事態に備えて福祉サービスの支給を受けておきたいとの事例にどのように向き合うかを考える事ができました。

【西区障がい者等サポートネットワーク(通称:西サポネット)について】

8月6日(水)18時30分~20時30分、開催場所は西区保健所1階講堂で第2回西サポネットを開催し、内容は計画相談支援についての流れの講演やロールプレイやグループワークを行いました。参加者は60名でした。
参加者の感想は、顔の見える関係が実感できた、同業他種の事業所の方と話す機会が持てた、計画相談支援のロールプレイで計画相談支援の手続きの流れが実感できた等がありました。第3回西サポネットも顔の見える関係や勉強になったと実感できる機会にしていきたいと思います。

【平成26年度 第4回 東区部会活動報告】
平成26年7月15日(火)

今月の東区部会では、アルコール依存症の方で日中活動の利用が定着しないという事例について検討しました。まず本人のアルコール摂取に対する意識や摂取状況の詳細な確認、再飲酒のきっかけの分析等、飲酒に対する十分な評価の重要性を再確認しました。日中活動の選択については、「働きたい」という本人の意思も勿論重要だが、一方で断酒会、デイケア等の利用も視野に入れながら、本人の飲酒に対する意識への働きかけも検討してはどうか等の意見が出されました。
【ネットワーク構築について】
7月15日(火)に今年度第1回の東区ネットワーク会議を開催しました。今回は、計画相談支援をテーマにリレートークやグループワークを行いました。東区内の障がい福祉、介護福祉、教育、医療など関係者に呼びかけ113名の参加がありました。計画相談支援の本格実施間近ということもあり、計画相談支援について分かったこと、課題や円滑に進める為の工夫等グループワークでは活発な議論がなされました。これを契機に計画相談支援についての情報が周知されると共に、少しでも相談支援事業所が増えることを期待しています。
また、第2部ではゲートキーパー(自殺対策)養成講座を行い、福岡市精神保健福祉センターに「あなたの心に寄りそいたい」と題して講演をして頂きました。皆さん熱心に耳を傾けていました。

【平成26年度 第4回 博多区部会活動報告】
平成26年7月30日(水)

今月の博多区部会では、特別支援学校の高等部に在籍している生徒が家庭の事情等で不登校となっている事例について検討しました。不登校の解決については、特別支援学校と福祉関係機関、児童相談所等が連携して解決していく必要があるということを協議しました。ネットワーク構築については、今年度に取り組む予定となっているネットワーク会議の開催について協議を行いました。

【平成26年度 第4回 中央区部会活動報告】
平成26年7月29日(火)

今月の中央区部会では、あいあいセンターこども療育相談室から医療型児童発達支援センターに通っている肢体不自由児の事例を検討しました。事例の内容は次の通りです。医療機関からの紹介で来所されていますが、障がい受容がなかなか進まず育児が困難な状況がありました。関係機関との個別支援会議に参加し、対応の方法を統一していきました。外来訓練や保育グループの中でさまざまな職種のスタッフが関わり保護者の支援を行いました。また、他の保護者とも触れ合う中で少しずつ受容が進んでいきました。今後、同じような事例に関して、在宅支援で関わっている保健師と連携を取り、養育支援員を入れていく際の情報交換など行っていきたいとの意見が出されました。また、福祉サービスの情報交換ができるようなサロンがあるとよいという意見や、入院時からの家族支援ができるとよいという意見も出されました。
【ネットワークの構築について】
第2回ちゅうちゅうネット研修会の反省会とちゅうちゅうネット研修会の通信について意見交換をしました。今回の研修会では事例検討を主に行い、サービス事業所内でのケース検討の進め方や対応が難しいケースについて他事業所との連携の必要性を確認できる研修会となったと思います。また、今回の研修では医療関係の方の参加もあり、徐々に中央区のネットワーク『ちゅうちゅうネット』の広がりを感じられる研修会になりました。今回の研修会の振り返りを行い、次回に生かしたいと思います。

【平成26年度 第4回 南区部会活動報告】
平成26年7月28日(月)

今月の南区部会では、認知症の母と2人暮らしをしている知的障がいの方の事例について検討しました。母も本人の介護が難しく、近くに親族もいないという状況の中での困難さを理解するとともに、今後の支援の方向性を検討しました。支援を組み立てていくなかで、半年後、1年後の生活を想定し、早めに本人の生活の場を確保する必要があるという事を確認しました。
ネットワーク会議は今年度2回行う事になり、議題を詰め、役割やスケジュールの検討を次回行う事となりました。

【平成26年度 第3回城南区部会活動報告】
平成26年7月15日(火)

今月の城南区部会では、6月20日(金)に開催した第3回城南サポネットの振り返りを行い、区部会委員の感想、アンケート結果などをもとに良かった点や改善すべき点等の意見を出し合いました。11月に開催する第4回城南サポネットは、城南区の精神障がい分野の関係者が集まる「こころのケア共感部会」と共催で行うことになっており、その内容についても意見交換を行いました。また、今後の城南区部会の開催頻度について協議し、事務局(相談支援事業所)が計画相談支援を円滑に進めていけるよう隔月での開催とし、区部会の中で計画相談支援に関する現状報告と情報や課題の共有を行っていくことになりました。
城南サポネット通信vol.3

【平成26年度 第4回 早良区部会活動報告】
平成26年7月22日(火)

今月の早良区部会では、母親と二人暮らしで、パニック障がいとインターネット依存症の方で、ご本人と家族が一人暮らしを希望されており、そこに向けて支援を行っているが、特にインターネットでの対人関係で問題が起こると引きこもり、支援が途絶えてしまうことを繰り返している方の事例検討しました。
また、7月15日に早良保健所で「早良区居宅介護事業所計画相談支援説明会」を開催し、福岡市保健福祉局障がい者在宅支援課の方にきていただき、計画相談支援の説明と質疑応答をしていただきました。
質疑応答では、サービス等利用計画と個別支援計画の関係性についてと、具体的に特定相談支援事業所設置に向けた質問がありました。
この居宅介護事業所の集まりを、早良区居宅介護事業所の連携と早良区ネットワークの構築につなげるため、8月20日に「第1回早良区居宅介護事業所ネットワーク会」を開催することになりました。

【平成26年度 第4回 西区部会活動報告】
平成26年7月30日(水)

今月の西区部会は、8月6日(水)に開催する『第2回 西区障がい者等サポートネットワーク(西サポネット)』について協議しました。
当日は、ロールプレイで「サービス等利用計画」の申請から作成までの流れを確認し、グループディスカッションで内容を深めていく予定です。
「サービス等利用計画」作成の対象者が、誰一人漏れることがないように、参加者の方と連携して取り組んでいくきっかけの場になればと考えています。

【平成26年度 第3回 東区部会活動報告】
平成26年6月17日(火)

今月の東区部会では、一般就労している精神障がい者の事例で就労定着の為に生活訓練が必要な場合の支援方法について検討を行いました。厚生労働省がモデル的に実践研究を行おうとしている自立訓練(生活訓練)等を活用した支援モデルについて情報提供し、本事例についても自立訓練活用の可能性も含めた生活訓練の方法について協議しました。就労定着の為には、生活面の安定が必要なことは言うまでもなく、その支援方法の構築が今後も課題であると感じました。福岡市においては、現在のところ一般就労している方に自立訓練の利用は認められておらず、その必要性についても継続的な協議が必要ではないかという意見も出ました。
【ネットワーク構築について】
今年度第1回の東区ネットワーク会議を7月15日(火)13:30~(受付13:00)東区保健福祉センター講堂にて行います。1部では、計画相談支援(サービス等利用計画)をテーマとして取り上げ、平成27年度の本格実施に向けた取組みや課題について検討します。2部では、ゲートキーパー講座(自殺対策)養成講座を予定しています。参加希望の方は、事務局までお問い合わせ下さい。

【平成26年度 第3回 博多区部会活動報告】
平成26年6月25日(水)

今月の博多区部会では、高齢者の母親と、統合失調症の娘、発達障がい者の息子が同居している世帯の事例について検討を行いました。高齢者と障がい者の同居世帯の場合、地域包括支援センターとの早期の連携が重要となるため、相互に連携しやすいネットワークつくりが重要になるという意見が出ました。
ネットワーク構築については、前年度までの取り組みを振り返り、ネットワーク会議の進め方について検討を行いました。

【平成26年度 第3回 中央区部会活動報告】
平成26年6月24日(火)

今月の中央区部会では、40歳の方で障がい福祉サービスから介護保険へ移行した、特定疾病による第2号被保険者の方の事例を、オブザーバーとしてケアマネージャーを交えて検討しました。ケアマネージャーが作成する居宅サービス計画書と障がい福祉サービスのサービス等利用計画など、複数の利用計画があり手続き等の煩雑さのある支援課題について皆様よりご意見を頂きました。介護保険へ移行するにあたり、早めのタイミングでの引き継ぎや手続き等が分かりやすく進める事が出来るよう、連携の強化等をしながら計画作成がスムーズに出来るよう支援をしていきたいと思います。
【ネットワークの構築について】
6月26日に行われる第2回ちゅうちゅうネット研修会の役割分担、事例についての確認をしました。今回の研修会ではサービス事業所から取り上げて欲しいと要望のあった精神障がい者の方の事例検討を行う事となっています。事例についてアセスメントの視点や事例展開の仕方など課題を整理し、グループワークで検討する予定です。また、研修会を通してサービス事業所等の連携を深めていき、顔の見える関係構築を進めていきたいと思います。

【平成26年度 第3回 南区部会活動報告】
平成26年6月23日(月)

今月の南区部会では、あいあいセンター子ども療育相談室から、入院中の視覚障がいと知的障がいがある子どもの事例を報告していただきました。近日退院予定で自宅に帰っても介護・看護能力が不十分なため病状が悪化してしまう可能性があるが、医療・福祉のサービスを受け入れられないという状況でした。家族が支援を受け入れられないというケースは多々あり、支援導入の切り口をどうしていくかを検討しました。
今回からネットワーク会議に向けてオブザーバーに出席していただき、会議の内容の検討を行いました。また、計画相談支援を円滑に進める為の話し合い、今後の啓発活動についても議論しました。

【平成26年度 第3回 城南サポネット活動報告】
平成26年6月20日(金)

第3回城南サポネットを城南保健所の講堂で開催しました。居宅介護、通所、相談支援事業所や、医療機関等からの申し込みがあり、総勢で30事業所、59名の参加をいただきました。「完全施行まで残り9か月!どうなる?どうする?計画相談支援!!」をテーマに福岡市保健福祉局障がい者在宅支援課の方に来ていただいて、計画相談支援についての説明と質疑応答をしていただきました。後半ではグループワークも行い、関係事業所での連携がとりやすくなっていくのではないか、利用者のサービスが途切れず利用できる様に考えていかなければいけない、相談支援事業所が少ない現状でどのように対応していくのか等、今後の計画相談支援について期待することや気になること等の活発な意見交換が行われていました。

【平成26年度 第3回 早良区部会活動報告】
平成26年6月24日(火)

今月の早良区部会では、緊急時に生命にかかわる医療的な判断を求められた事例を通して、相談支援機関としてどのような役割ができるのか、出来る事、出来ない事等について検討を行いました。
当センターで相談支援を行っている方の中には、ご家族等がおられず単身で生活されている方も少なくありません。今回、緊急搬送時にサービス提供事業所や当センターが呼ばれ、緊急的な治療の中で、生命に関わる幾つかの判断を求められることとなり、家族ではないため出来ない判断も多く、非常に困難な状況がありました。幸い、その方は一命を取り留めましたが、今後このようなことが起こった場合に適切に対応できるよう、協議すべきと考え検討事例としました。
区部会では多くの意見を出していただき、適切な対応等について整理する必要があると感じました。

【平成26年度 第3回 西区部会活動報告】
平成26年6月25日(水)

今月の西区部会では、福岡市西区精神障がい者相談支援センターが作成をしたサービス等利用計画の事例を検討しました。
本人はストレスによる身体合併症を発症して生活を送る事に支障が出てきた方で、本人のストレスやモヤモヤ感をどのように分散していくか、本人のストレス軽減をサービス等利用計画書に入れてはどうか、本人の主治医に意見を求めてみてはどうかなどの意見が出ました。
サービス等利用計画の作成件数が増えていく事が予想される中で、効率化できる所は進めていき、サービスの質が落ちないように必要な支援を続けていく事の重要性をこの事例を通して実感しました。
【西区障がい者等サポートネットワーク(通称:西サポネット)について】
第2回西サポネットの日時が8月6日(水)18時30分~20時30分、開催場所は西区保健所1階講堂に決まりました。内容は計画相談支援の流れについての講演やロールプレイやグループワークを行う予定でその細かい内容について話し合いをしました。

【平成26年度 第2回 東区部会活動報告】
平成26年5月20日(火)

今月の東区部会では、今年度後半に本格化する計画相談支援に向けて、あいあいセンターの障がい者生活支援相談室、中央区知的障がい者相談支援センターの相談員にもオブザーバーとして参加してもらい、計画相談支援の事務処理の流れについて詳細な確認を行いました。最初に、利用者役、相談支援専門員役、行政役になり計画相談支援事務処理の流れに沿ってロールプレイを行い、確認をした上で、更に工夫できる点等を検討しました。本格実施が間近に迫っていることもあり、参加者からは建設的な意見が次々と出されました。この協力体制を大切にしながらより良い計画作成に取り組む決意を新たにしました。
【東区サービス連絡会議について】
5月22日(木)に今年度最初の連絡会議を行いました。今回は、「福岡市における計画相談支援への対応について」をテーマに今後の予定を事務局から説明した上で、既に特定相談支援事業の指定を受けサービス等利用計画の作成を行っている事業所とそうでない事業所に分かれグループワークを行いました。サービス等利用計画作成を既に行ったことのあるグループでは、実際に計画作成を行ってみて感じている課題を、もう一方のグループには今後の計画作成を円滑に実施する為の工夫等を話し合ってもらい、予定の時間があっと言う間に過ぎる程、活発に意見が出されました。是非今後の活動に活かしたいと思います。

【平成26年度 第2回 博多区部会活動報告】
平成26年5月28日(水)

今月の博多区部会では、普通学校に在籍していた知的障がい児が、卒業後、アルバイト等をしても挫折して、引きこもりになってしまった事例について検討しました。普通学校に在籍している知的障がい児の早期発見・早期対応、卒後の進路支援等の課題について意見交換をしました。
ネットワークに関する取り組みについては、区部会委員の皆様からご意見を頂戴して、今後の取り組みについて意見交換を行いました。

【平成26年度 第2回 中央区部会活動報告】
平成26年5月27日(火)

今月の中央区部会では、特別支援学校の訪問教育在籍中で広汎性発達障がい、運動障がい、生活障がいがあり中学校入学後から不登校で在宅生活をしている女児で、過去の経験から生きることへの自信を喪失し、日常生活のすべてを拒絶しており、人との関わりや適応が大変難しい方に対する支援の在り方について検討しました。オブザーバーとして発達障がい者支援センター、特別支援学校の担任の先生方にも来て頂き、医療的な視点から助言をもらえるクリニックを探すこと、母の子どもに対する障がいの理解や関わり方について情報収集していくことなど貴重なアドバイスを頂くことができました。今後も学校と連携していきながら支援を進めていきたいと思います。
【ネットワークの構築について】
第2回ちゅうちゅうネット研修会(6月26日)の役割分担の確認をしました。どの事例を選定するかを検討したところ、展開できる情報(アセスメント情報)があるかどうかなどを、事例を提出してくれた事業所に確認した上で決定することになりました。また、精神の方の事例検討をする上で医療機関(精神科)、訪問看護にもお声かけをすることになりました。有意義な事例検討会になるように今後も準備を進めていきます。

【平成26年度 第2回 南区部会活動報告】
平成26年5月26日(月)

今月の南区部会では、南区精神障がい相談支援センターから、入院中の方で退院後の生活の場についての事例報告をしていただきました。精神疾患だけでなく、糖尿病も患っている方についての事例で、病院を退院してもいいのだが、以前のように一人暮らしをしても、ふらつきが多く転倒の恐れあり、血糖コントロールも難しいため、医療、福祉での生活の場を検討しました。知的障がいもあり、判断力がどのくらいあるのかも考え、地域で安心して生活していく事が困難な状況についても考えさせられました。
次回の南区部会からは、ネットワーク会議のオブサーバーに出席を依頼し、内容について深く検討を行っていく事となりました。

【平成26年度 第2回 城南区部会活動報告】
平成26年5月20日(火)

今月の城南区部会では、第3回城南サポネットの最終確認を行い、今回のテーマにもあがっている平成27年度から必須になるサービス等利用計画について話をしました。事例紹介ではオブザーバーとして就労移行支援事業所の就労支援員の方に参加をしていただき、知的障がいで療育手帳B2をもつ特別支援学校の卒業生の事例を取り扱いました。卒業後に就労移行支援事業所への通所が継続できず、学校側と事業所側から相談があった事例で、本人の就労意欲を高める取り組みとして何が出来るか、相談支援センターとどの様な連携を図るか等について意見交換を行いました。本人の障がい受容や、家族の障がい理解を深める取り組みが必要ではないかとの意見が出ました。

【平成26年度 第2回 早良区部会活動報告】
平成26年5月27日(水)

今月の早良区部会では、軽度知的障がいと統合失調症を併発する50代女性について検討を行いました。金銭管理の問題と、依存傾向がある方への地域定着支援における支援の頻度が検討課題でした。どこまでが地域定着支援の範疇か、どこからが依存かを確認することが案としてあがりました。また、訪問看護や居宅介護事業所と上手く連携し、地域社会を巻き込んで対応していくべきという意見が出されました。
【早良区ネットワーク会議について】
早良区では、居宅介護事業所のネットワーク構築と、それと連携して既存のネットワークを結び付けて、大きなネットワークとすることを検討しています。それに基づいて、早良区の居宅介護事業所のネットワーク構築のための世話人会を行うことが決まり、居宅介護事業所ネットワーク構築に向けて具体的な動きを進めています。

【平成26年度 第2回 西区部会活動報告】
平成26年5月28日(水)

今月の西区部会では、計画相談支援の基本的な流れを確認しました。その上で、相談支援専門員が抱えている不安について協議しました。サービス等利用計画について、本人の想いと、すでに利用しているサービスとの整合性をどのようにとればよいか、同一法人の利用者の計画を作成する時に、どのように客観性を確保すればよいのか等の課題があげられ、他機関や行政の対応状況を確認しました。
今後、西区部会の場を『サービス等利用計画』の客観性と質を確保する場として活用することを共有しました。
【西区障がい者等サポートネットワーク(西サポネット)について】
今回は、『第2回 西サポネット』開催に向けた協議を行いました。テーマとして「計画相談支援」を取り扱うこととし、8月に開催することを確認しました。参加者が「1人の漏れもなく支給決定(サービス等利用計画作成)がなされるように、みんなで頑張ろう!」と前向きな気持ちになれる内容にできたらと考えています。

【平成26年度 第1回 東区部会活動報告】
平成26年4月15日(火)

今月の東区部会では、新年度となり委員の顔ぶれが変わったこともあり最初に自己紹介を行うと共に、事務局から福岡市障がい者等地域生活支援協議会や区部会の役割について説明を行いました。その後、平成26年度東区部会の事業計画を確認し、平成26年10月から開始される居宅介護、重度訪問介護サービス利用の際のサービス等利用計画必須化に向け、区部会としてどのようなことに取り組むか等を協議しました。

【平成26年度 第1回 博多区部会活動報告】
平成26年4月30日(水)

今月の博多区部会では、新年度となり区部会委員が新しくなったため、区部会委員の自己紹介と福岡市障がい者等地域生活支援協議会について説明を行いました。事例は、家族による経済的虐待が疑われる事例について検討を行いました。ネットワークに関する取り組みについては、平成25年度までの取り組みを区部会委員の皆様にご説明しました。

【平成26年度 第1回 中央区部会活動報告】
平成26年4月22日(火)

今月の中央区部会では、精神障がいがあり計画相談支援の支給決定を受けている対象者の今後のモニタリングについて、サービス等利用計画の内容を元に事例検討をしました。生活リズムが整っていないなどの課題があり、本人の目標と現状のズレが大きいため、計画を段階的に立てていく必要性があることや、本人に対して理解しやすい表現方法を使うことなど、計画内容の変更やモニタリング時のポイントについて区部会委員より助言をいただきました。
【ネットワークの構築について】
6月26日に行う予定の「第2回ちゅうちゅうネット研修会」について協議しました。協議内容は、今回の研修会では障がいのある方の事例検討・グループワークを行うこと、当日のタイムスケジュール等の確認を行いました。また、多くのサービス事業所に参加して頂けるよう事業所への案内の仕方や訪問等について話し合いました。

【平成26年度 第1回 南区部会活動報告】
平成26年4月28日(月)

今月の南区部会では、中央区知的障がい者相談支援センターから、南区在住の方の事例報告をしていただきました。本人の障がい特性やこだわりなどを受け止めながら関わられていることに対して、委員やオブザーバーの方から活発な質問やアドバイスをいただきました。その中で、本人のストレングスに着目していく視点の大事さを改めて考えさせられました。
また、南区部会のネットワークの構築について意見交換を行い、次回の南区部会にて具体的な検討を行っていくことを確認しました。

【平成26年度 第1回 城南区部会活動報告】
平成26年4月8日(火)

今月の城南区部会では、区部会委員の交代、第3回城南サポネットの進行の流れ、役割分担についての確認を行いました。事例紹介ではオブザーバーとして精神障がい者のグループホームの管理者に参加していただき、発達障がい、パーソナリティ障がいを持つ、30代女性について取扱いました。体調の悪化に伴い、頻回な自傷行為、周囲への攻撃性の高まりから支援者との関係性が切れてしまった女性であり、こういった方に対しては支援者が抱え込み過ぎない様にし、冷静な対応をする必要があること。管理者にもしっかりと状況を報告し、リスク管理を意識した対応を心掛けていくことも必要ではないかとの意見をいただきました。

【平成26年度 第1回 早良区部会活動報告】
平成26年4月23日(水)

今月の早良区部会では、緊急対応が必要な事例について検討を行いました。
市外のグループホームを退所し、福岡市内の一般企業の面接に来たものの、住所がなく、保証人もいないことから採用につながらず、帰る場所もなくなり、緊急に対応したケースについて、具体的に行った対応を振り返りながら、今後どのように支援を行っていくかを検討しました。
緊急時にフォーマルなサービスでの対応が困難である場合に利用可能なインフォーマルサービスや社会資源について、契約時の保証人の問題について等、様々な議論がなされました。
今後も区部会の場を活用し、相談支援の充実につなげていきたいと感じました。

【平成26年度 第1回 西区部会活動報告】
平成26年4月30日(水)

今月の西区部会では、福祉サービスに過剰に依存して不適切な方法で要求してくる精神障がい者の事例を検討しました。オブザーバーとして基幹相談支援センターの相談支援スーパーバイザーを招聘しました。
本人の不安の対応方法と本人ができる所の評価をしていく事や、福祉サービスでできる部分とできない部分を線引きしていくために計画相談支援で対応していくとの意見が出ました。
【西区障がい者等サポートネットワーク(通称:西サポネット)について】
『第2回 西サポネット』の内容について協議しました。「計画相談支援」をテーマに、グループワークの方法や計画相談支援の流れを把握するためのロールプレイについて等を話し合いました。

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