区部会とは
区部会は、協議会が各行政区において障がい者等の地域生活に係る支援がより適切に行われるように設置した部会で、区障がい者基幹相談支援センターを中心とし、区保健福祉センターや特別支援学校、療育機関等を委員としています。
主な活動は個別事例の検討、関係機関のネットワーク構築です。
区部会活動報告 令和7年度
- 【令和7年度第1回東区相談支援部会】 令和7年5月29日(木)
今回の相談支援部会の前半では、支援困難なケースへの積極的な対応や専門人材の確保、質の高いケアマネジメントを実現する為に、「機能強化型相談支援事業所」の方々をお招きし、シンポジウムを行いました。シンポジウムでは、機能強化型相談支援事業所の成果や今後の課題について、具体的なお話を伺うことができました。また、日頃から相談しやすい環境をつくることで、相談支援専門員の負担軽減や支援の質の向上につながるという学びも得られました。
後半は、今年10月から始まる「就労選択支援」についての講義形式で学ぶ場を設けました。相談支援専門員として、就労選択支援員や関係機関と連携しながら支援を行うために、今後もこの新たなサービスへの理解を深めていきたいと考えています。- 【令和7年度第1回中央区部会活動報告】 令和7年5月27日(火)
今回の区部会では、複合的な課題を抱える家族(高齢、障がい、児童)に関する複数の事例を挙げ、地域課題の整理と取組みの意見交換を行いました。委員からは、「地域支援について関係機関等と話し合い、顔を合わせる機会を多く持つことでより連携が図りやすくなり、個別支援においても連携が促進されるのではないか」との意見が挙がりました。今後も、地域課題の検討を進めるとともに、研修等を企画し、支援機関との顔の見える関係づくりに努めてまいります。
- 【令和7年度第1回南区部会活動報告】 令和7年5月22日(木)
今回の区部会では、南部療育センターと南フレンドホームが新たに委員として加わり、改めて区部会の概要や、令和7年度の取組みについて確認を行いました。
地域課題については、昨年度に引き続き「家族丸ごと支援(多職種連携)」をテーマに、地域分野・高齢分野に加え、今年度は医療分野および児童分野のオブザーバーを招いて、実態の把握と課題の整理を進めていきます。今後も多職種連携による課題解決に向けた取組みを継続していきます。- 【令和7年度第1回東区部会活動報告】 令和7年5月20日(火)
今回の区部会では、昨年度に引き続き、ひきこもりの課題について協議を行いました。オブザーバーとして、地域活動支援センターやひきこもり地域支援センターの支援者をお招きし、各センターの業務や支援における課題について説明いただき、区内に身近な居場所や相談先をつくるための取組みについて意見交換を行いました。委員からは、「利用までのハードルの高さ」や「支援につなげるまでの道筋」、「本人や家族の意識を変える」といった課題の解決から取り組むべきではないか、との意見が挙がりました。これらの意見を踏まえ、今後も継続して協議を進めていきます。
また、4月に開催された「東区こども部会」の報告も併せて行いました。「情報不足」や「ライフステージに合わせた繋がり」、「学校との連携」の課題についても、引き続き協議を重ねていきます。
- 【令和7年度第1回西区部会活動報告】 令和7年4月25日(金)
今回の区部会では、昨年度の振り返りを踏まえ、令和7年度における西区部会の取り組みや今後の方向性について協議しました。今年度の防災検討部会では、①情報交換会(ネットワーク)の場作りの準備、②地域防災のモデル作り、③取り組みを共有する場の設定という3つの取り組みを進めていく予定です。
また、様々な障がい特性に対応できる社会資源や支援者、専門性を確保するため、西区内の事業所間での連携体制を強化し、日常的に情報共有ができる関係性の構築を目指して、ネットワークづくりに取り組んでいきます。